こんにちは、おかゆです!
最近ジャーナリングという言葉を耳にすることが増えて調べてみると、日記をかいて自分と向き合い理解する「書く瞑想」と言われるものだそうです。ん?どこかで似たようなものあったなと思い出し少し読み返してみたのでご紹介してみようと思います。
本書の概要
この本は1992年にアメリカの作家ジュリアキャメロンが自費出版し大きな反響を呼び、2001年に日本でも出版されました。この著者は他にも教師・芸術家・詩人・劇作家・小説家・映画監督・作曲家・ジャーナリストとたくさんの肩書をもっています。ご本人がこれだけ挑戦されていると本書の説得力になりますよね笑
本来、皆が創造性をもっているけど自分の思い込みや周りの価値観などによって発揮できていない人を助けるために書かれ、才能とスキルを見つけるための自信をつけるやり方やコツを教えています。「神」「創造主」「霊性」と言う単語がでてくるので、そこで拒否反応が出る方もいるかもしれないです。
この本に興味をもったのは岡田斗司夫さんが動画で紹介されているのをみて「これを読んだら自分の好きがみつかるかも」と思い手に取ってみました。
どういうことをおこなうのか
モーニングノートとアーティストデート
”モーニングノート”と”アーティストデート”を行いながら、1週ずつ振り返ります。これを12週間すると本来の自分のアーティスト性を回復できるというのです。
モーニングノートとは
毎朝ノートや手帳に心に浮かぶ言葉をそのまま書き連ねる(3ページ分)。普通の日記と違うのは
- それを読み返さない(後半に読み返す指示があるのでそれ以外は)
- 他人に見せない
このルールがあると結構こころが解放されて自由にかけます。文法や文脈もそんなの関係ねぇのです。
自分の気持ちを書いた上で毎週アドバイスのようにこう言うことを書いて下さいと言う指示があるので過去や未来を振り返れる時間をもてます。
アーティストデートとは
週に1回お出かけしてみようというものです。ただ外出するだけじゃなく何か1つ自分の心がときめくお買い物をするとか、鑑賞しに行くとか。子供心を思い出してキラキラのシールやミニチュアの恐竜を買うなど、自分が楽しむための自分時間を持つことです。
騙されたと思って読んでみてほしい本
先ほど本書には「神」と言う言葉がでてくるとご紹介しましたが、私なりの解釈は心の奥にある本来の自分のことじゃないかと思います。そこにずっと問いかけて「表に出ておいで〜」と誘っている。玉ねぎの皮を1枚1枚ペリペリめくっていく感覚です。
今自分が纏っている余計な物を排除してどんな自分が隠れているのか知れる良い機会になるのでは。
でも、これ続けるの大変そうって思う方もいるかもしれないですが、
「できないときは余裕ができたときにやればいい」
「自分に訴えかける課題を選択する」
と、アドバイスされているのでカチカチにやらなくてもよいです。
また、課題の選択について「強い抵抗感を覚えるもの」を選んでほしいとのこと。なぜなら、自分に最も必要なことに私たちはしばしば抵抗することを覚えておいてほしい。と書いてあります。
なんだか面白そうですよね。
まとめ
実践型の自己啓発本は初めてで、課題が細かく書かれているし楽しかったです。ただ毎朝3ページかくことや週1回のアーティストデートも時間がとれずにいつの間にか自分流になってしまいました。(とほほ)
この本のやり方をベースに毎日の日記は続いています。ジャーナリングを自然にやっていた状態です。
結果、マイナスな感情も否定せず「自分はこう言うことが許せないんだな」とか「これだけで満たされていたんだな」と言う発見ができ、感情に振り回されず俯瞰できるようになりました。
なにより、自分の好きなことを見つけることができて挑戦の日々です。大きく生活が変わるとかでもないし、この本だけで好きなことが見つけられた訳ではなく、この本がきっかけになって少しずつ派生していったと思います。
ちょっと楽しそうと興味のある方はぜひ読んで実践してみて下さいね。
ではでは。
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